携帯ショップ店員のリアルな年収が気になりますよね。
一般的な中小企業に比べても給料は多く、待遇も良く人気です。
通信キャリア最大手のドコモショップでの経験を基に、実際の年収はいくらなのかを解説していきます。
接客スキルや資格手当により年収は変動はしますが、一般社員から店長までの年収を詳しく紹介します。
- 携帯ショップ店員の年収を知りたい
- 携帯ショップ店員を目指している
- ボーナスについて気になる
- 役職ごとの給料を知りたい
携帯ショップ店員の給料や年収を知ることで、もしかしたら現在の収入より遥かに良くなるかもしれませんね!
それでは見ていきましょう!
元携帯ショップ店員が解説!平均年収はいくら?
早速ですが、携帯ショップ店員の平均年収は約350万円~400万円です。
これは働いている歴や会社(代理店元や雇用形態)にもよりますが、私のまわりは大体そのくらいです。
携帯ショップにはそれぞれ専門の事業者資格が存在します。
試験に受かることで、毎月または2ヶ月に1回の手当が付くため給料が上がる仕組みです。
3年目を過ぎたあたりからランクアップ試験を受け、資格のランクが上がることで約400万円が実現できます。
新卒の基本給・給料はいくら?
新卒の基本給は約22万円です。
基本給は当然毎年4月に上がりますが、数千円程度です。
夏のボーナスは15万円程で、冬には20万円程もらえます。
携帯ショップで働くということは、残業は避けられません。
しかし、残業代はしっかりと出るので、残業した分だけ稼げるということです。
私のいた店舗は、新卒だとしても残業は30時間~40時間とかなり多く、時間と体力が削られました。
残業代は稼げたのでお金かワークライフバランスのどちらを取るかによりモチベーションが変わります。
入社3年目以降の給料はいくら?
入社3年目になると、仕事もある程度できてきて資格も取得できている頃でしょう。
月給は25万円~30万円前後で、手取りは20万円~25万円程度です。
ボーナスは30万円程度のため、それほど期待できません。
遅くても3年目以降で年収400万円に達する人が多いです。
ボーナスが上がるタイミングは、社員のランクによります。
責任者レベルになると昇給のチャンスがありますが、残念ながら年功序列では無く完全に実力主義です。
そのため、接客スキルの他、リーダーシップやコミュニケーション力、営業力が重要となってきます。
ただし、絶対条件ではありません。
世の中には「お気に」と呼ばれるお気に入り制度があるため、上司に好かれることが昇給への1歩とも言えます。
私はそのようなことに興味がなかったので、正式に責任者へと昇進しました。
携帯ショップ責任者の年収を紹介
ここからは一般的な携帯ショップ店員ではなく、役職が付いた責任者の年収について紹介していきます。
リーダーから店長まで実際の経験を基に解説するので、見ていきましょう!
リーダーの年収はいくら?
一般スタッフから次に昇進するのはリーダーです。
年収は約400万円~450万円程度です。
リーダーは責任者の枠ですが、残念ながら一般と給料はさほど変わりません。
ごく稀にリーダーであっても年収が500万円の人もいます。
チーフの年収はいくら?
リーダーの次はチーフで、仕事の量がかなり増えます。
そのため残業は確定で、考え方によっては残業代を稼ぐのに適しています。
年収は約450万円~500万円程です。
基本給に大きな差はありませんが、ボーナスが変わります。
一般スタッフが基本給の1.5倍程度でしたが、チーフは2倍からです。
責任が増えるのと同時に年収が増えるため、給料は上がりますがどんどん仕事の日のプライベートの時間が失われていきます。
チーフで残業時間は50時間以上です。それ以下のチーフは長年働いてきましたが見たことがありません。
副店長の年収はいくら?
副店長は店長代理として店舗運営をするのに大切な役割です。
年収は約500万円~600万円程です。
副店長になるのは入社8年目~10年目以降が一般的なため、そこまで続けて昇進意欲があるのであれば目指してもいいのではないかと思います。
店長の年収はいくら?
店長の年収は約700万円~800万円以上です。
当然ですが、店舗のすべての責任を担うので生半可な気持ちでは勤まりませんね。
店長には残業代と言う概念がないため、いくら残業しても給料は一定です。
昇進するほど、人生の時間・体調が失われると思っておきましょう。
どの会社もそうかと思いますが、携帯ショップは過酷ですよ!
まとめ
携帯ショップ店員の年収について解説してきました!
それぞれの立場や手当により変動はありますが、一般スタッフが圧倒的に数が多いです。
そのため年収の中央値は約350万円~400万円です。
携帯ショップ店員による紹介でした!
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