スマホが故障したときは修理・補償交換・買い替え(機種変更)の3つの手段があります。
この記事では、ケータイ補償サービスで交換をしてはいけない理由と、補償の正しい使い方を紹介していきます。
これからスマホの補償を利用して交換を考えている人や、補償に加入しようか悩んでいる人は必見です!
この記事はこんな人におすすめです。
- 補償を利用したことがある
- スマホを交換しようとしている
- 補償の加入、廃止を考えている
- ケータイ補償サービスについて知りたい
この記事で分かること
- ケータイ補償サービスの使い方
- 交換機のメリットデメリット
- 交換機の寿命
- 中古品の真実
らこ
- 元携帯ショップ店員(責任者)
- 携帯ショップ経験を基に情報を発信
- スマホ、プランについて詳しい
- 携帯ショップの裏話などもお届け
リフレッシュ品のデメリット|スマホを補償交換してはいけない理由
携帯電話を購入するときに加入できる補償サービスは、各キャリア共通でスマホの故障や紛失時に同一機種や同等機種に交換できるサービスのことです。
毎月定額料金を支払うことで、トラブルが起きた際にスマホやタブレットを交換できます。
最短当日~2日以内で同じ機種が届きます。
一見すると新しい機種が届いて得した気分になる人が多いですが、一般的には知らない中古品の真実をお伝えします。
新品が届くものだと思っていた!
時期を考えずに安易に交換してしまうと後悔することになるので注意していきましょう!
リフレッシュ品のデメリット
- 中古品
- 故障しやすい
- 当たり外れがある
- 在庫状況により機種が変わることがある
中古品なので届く機種によっては故障しやすく、不具合が出てくるでしょう。
また在庫状況により、部品などの枯渇で機種が変わることがあるので以前と操作性が異なる場合があります。
そのような場合は新品への買い替えがベストです。古すぎると色々と問題が出てきます。
補償交換は中古品
リフレッシュ品と呼ばれる交換機は、いわゆる新品故障や誰かが使った中古品なのです。
初期不良などで回収した製品や、下取りで誰が使ったかわからないものを修理し、バッテリーを取り換えて綺麗な状態で提供しています。
外観は新品同様ですが、内部の部品は当時のままなことがほとんどなので、すべての部品が新品というわけではありません。
そのため、当たり外れがあるので、交換して2週間で故障してしまうこともあれば2年ほど長持ちすることもあります。
こればかりは実際に補償を申し込み、手元に届き使い始めてからわかることです。
補償手続きできる場所
- 携帯ショップ
- Web
- 電話
結論、リフレッシュ品は長持ちしません。
買い替えた方がお得!
交換機の寿命は短い
バッテリーや外観は新しくなりますが、基板などの部品は当時のままなので早くて半年以内で故障してしまう人が多いです。
私は実際にそのようなお客さまを受付し、クレームを経験したことが何度もあります。
時間の掛かる修理や買い替えをすることになりかねません。
さらに、交換機は指定することができないのでランダムに送られてきます。
運が悪ければすぐにダメになる可能性が非常に高いです。
補償交換で発生する金額
年に2回までの利用ができるケータイ補償は、利用機種によりますが、1回の利用で約10,000円以上の費用が発生します。
補償交換がおすすめな人
- 機種変更の予定がない
- 下取りをして新しい機種を買う
- 特にこだわりなく使えればいい
緊急で次の機種に買い替えるまでの期間利用したり、買い替え予定はまだないという人にとってはおすすめです。
何も考えずに補償で新しい機種に交換できると思っている人は後悔することもあります。
利用する際は詳細を確認した上で手続きをしましょう。
はじめから機種変更した方がいい場合があります。
買ってから1~2年や分割残金があれば補償交換するといいでしょう。
リフレッシュ品のおすすめの使い方
故障して機種の買い替えを検討している場合、まずは現在使っている機種の下取り金額を確認しましょう。
携帯ショップの下取り金額によっては、補償交換の費用が発生したとしても、下取り金額が上回ればお得に機種を購入することができます。
補償サービスと下取りを組み合わせた割引イメージ(A-B=C)
(A)補償サービス利用料金 | 12,100円(税込) |
(B)下取り買取金額 | 30,000円(税込) |
(A)補償サービス-(B)下取り=(C)差額 | +17,900円(税込) |
\補償以外の格安購入方法はこちら/
表のように補償と下取りを組み合わせて機種を購入した場合、17,900円の割引になるお得な購入方法があります。
故障状況によりますが、画面が割れている場合の下取り金額はかなり少額になります。
修理という手段もありますが、時間が掛かるのとデータの初期化が必要になるので難易度やリスクは高めです。
状況により使い分けてみてください!
補償サービスを使う際の注意点
長年の利用により電池持ちが悪いなど故障と判断されない症状での申し込みは難しいです。
故障の症状がある場合のみ利用可能なので注意しましょう。
よくある補償対象外の症状は以下です。
- 電源が入らない
- 電源が突然落ちる
- 端末が熱くなる
- フリーズする
- 画面破損
- 通話などの音割れ
- 画面上に線が入る
- 水没
- 紛失
- 盗難
紛失や盗難の場合、警察への届け(受理番号)が必要になります。
気になる症状があれば一度携帯ショップに行ってみて故障に詳しい担当者に見てもらいましょう。
リフレッシュ品のメリット
ケータイ補償を使ったメリットは以下です。
- 新品を買うより安い
- 申し込みをしてから1日で届く
- 機種購入の割引になることがある
リフレッシュ品は早くて1日で指定した住所に届くので、比較的スムーズに手続きすることができます。
機種購入の割引に関しては、下取りと組み合わせることで良品として扱われるので、機種によっては高額買取になります。
通常の機種変更より下取りを利用すれば安く最新のスマホを手に入れられます。
各社故障相談窓口|問い合わせ先
まとめ|リフレッシュ品を知ろう
ケータイ補償を使ったスマホの交換をしてはいけない理由を紹介しました。
- 中古品
- 故障しやすい
- 当たり外れがある
- 在庫状況により機種が変わることがある
デメリットを理解したうえで手続きを行ってみてください!
端末の利用年数のよっては機種変更をする方が良い場合があるので、タイミングをみて判断してくださいね!
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